開発環境をつくるよ!USBにPuppy Linuxインストール1

先週作業したUSB Ubuntuですが。
どうも文字読み込みの遅さが気になってしまうのでもっと軽量のディストリビューションがないか探してみました。
結局ディスクアクセスがあると重いので、OSをメモリ上にマウントするPuppy Linuxをチョイス。


Puppy Linuxの本家サイトからPuppy LinuxのLiveCDイメージをダウンロードする
今回はlupu-511.iso(ver5.1.1)を使用


VMWareからLiveCDを起動する
今回の新技!
前回はCDからOSを起動させるのにひどく手間取ったので、VMWare上でLiveCDを動作させます。
VMWare Playerをウィンドウズにインストールします。
以下の設定で仮想マシンを作成します。
新しいVMWare仮想マシンを自分で作れるようになったんですね。
・OSはその他のLinux カーネル2.6系を選択
・HDは不要なのでサイズを1GBとかにしておきます。
・CDROMでisoを使用。LiveCDのCDイメージを選択します


これで仮想マシンの再生を行えばPuppyが起動します。
簡単!CDも焼かなくていいし!
USBさせばちゃんと仮想マシン側でも認識します。


③USBにパーティションを作成する
今回はちゃんとパーティションを作成します。
Puppyにはパーティション管理ツールが最初から組み込まれていました。
MENU>System>GParted


16GのUSBを使っているので贅沢に使いましょう。
こんな感じにしました。
fat32 10GB
ext2 4GB boost
linux-swap 1GB


先頭のパーティションFAT32(WINDOWSファイルシステム)にすることで、WINDOWS起動中に挿すと通常のUSBメモリとして使用できるようになります。
OSをインストールする領域をext2で4G。スワップ領域を多めに1Gとって高速化を狙います。


設定が終わったらEdit>Apply All Operationsで確定します。
パーティション作成が終わったらext2を右クリックしてManage Flagsからbootフラグを立てておきます。


④Universal InstallerでUSBにインストール
Puppy LinuxにはLiveCDみたくメモリ上で動作させるFrugal installときっちりHDにインストールするFull installがあります。
今回は実行速度アップを目的としているので、Frugal installを選択。


・デスクトップの上の方にinstallがあるのでクリック
・Universal Installerのほうのアイコンをクリック
・インストール先はUSB Flash driveを選択
MBRがどうのと聞かれたらmbr.bin From the Syslinux packageを選択
・do you want to all files in /dev/sdd2?(sdd2のファイルをすべて消去しますか?)とか聞かれるのでyes
・Would you like extlinux.cfg to have pfix=copy boot parameter?と聞かれるのでyes
ここでyesだとFrugal installになります


運がいい人はこれで完成です!
自分はなかなか起動するディスクが作れずに5〜6回やり直しました;
でもUbuntuのインストールとか恐ろしく時間かかってたのにPuppyは一瞬です。
EeePCで使ってみましたが起動も速い!
これはいい感じかもしれませんね。
次回は日本語化とかカスタマイズとか



2010.10.2 いろいろ試した結果一発でいける方法がわかったので修正
MBRでsyslinuxを選ぶとことがキモのようです