クーリエ

今月のCOURRiERは経済学特集。


「子供の教育にかけた金額と子供が大人になってからの収入の相関は少ない」というデータがあるらしい。
子供にお金かけすぎてるよ、かけなくても大丈夫だからもっと子供作りなよっていうのが記事の結論かな。


思うにお金かけてする教育って単に子供の知識を増やすだけだし、仕事でその知識全部使うわけじゃないからかなりムダが出る。
それに知識よりかね、やっぱり道徳的な生き方を教えられるかどうかでしょう。


数年でストレスで死んじゃうようなケチな成功じゃなくて、きちんとした成功をしてる人たちってみな「親への感謝や尊敬」を持っているように見える。
こういう人たちってコンプレックスが少なくやる気があって勉強好き、行動好きだったりして、知識なんかは自分の力でどんどん吸収してくんだよね。


んで自分としては、人が人に感謝したり尊敬したりするのって、やっぱ道徳的なものでしょうという結論になる。

斉藤一人 幸福力(しあわせりょく) 「本は最低7回読め!」

東京もようやく暖かくなって桜がいっきに咲いてきました。
駅にいく坂道に大きな桜の木があって昔から大好きなんですが、今年もきれいな花を咲かせてくれています。


幸せに生きるにはどうしたらいいですか?という読者からの質問に対して、日本一の実業家、斉藤一人さんが「天国のお金持ち術」、「天国の仕事術」、「天国の読書術」などなど、明るく楽しくさわやかに答えていく、そんな本です。

今日1日、人に親切にして、奉仕のつもりで働くぞっていうね、それさえあればね

楽しいことを考えていたときに出たアイデアは、ほんとうに楽しいアイデアだし、楽しいことばかり生むんだよね

人間、弱いやつなんていないんだよ、ほんとうは

読んでるだけで楽しく生きられそうな、そんな気がしてきます。
自分が一番なるほど!っと思ったのは読書の仕方について。
「できるようになるためには、本を、最低7回は読むこと」

(本を読んで)
脳が「すばらしい」と思っているうちは、実は、できないんです。
1回目読むと「すごいな」と思う。
2回目読むと「そうだよな」と思う。
3回目には「そのとおりだ」と思い、4回目は「そうなんだよ」と。
5回目になると「これはこのとおりだよ」。
6回目には「あたりまえじゃないか」。
そして、7回目になると「おれは昔からこういう考えなんだよ」というふうに、脳が、「あたりまえ」になってきちゃうんです。
脳でこなされたとき、自然と、そういう行動ができるんです。

とりあえず自分はこの本を7回読むところから始めようと思います。
現在3回目「そのとおりだ」!

Django-nonrel チュートリアルの和訳更新 4/4日版

GAE Django-nonrel - Honey Bee


Django-nonrelの和訳終了!


前回から変わった事
・メールAPI、キャッシュAPI、セッションAPI、認証APIの説明追加
django-filetransfersによるファイルアップロード/ダウンロードへの対応追加
・High-replication datastore、ビジネス版などリッチ機能の説明追加
・zip packageのとこ訳してなかったのを訳した


django-nonrelはGAE用のフレームワークとしてかなり強力になってますねぇ
ファイルアップロード支援とか、認証APIとか。


ただzip packageのとこきちんと訳したら3000ファイル超えた場合は使わないファイル削除してくださいとのこと。
初期状態で余裕で3000超えているので実環境では必ずこれをやらなきゃいけないのが難点でしょうか

django-nonrel和訳中

4月なのになんか寒い;
今日は大宮公園に桜身にに行ってきました。今日寒かった分4分咲きといったところでしたが早くも花見客や露店で賑わっていましたね。


ちと本格的にGAEの勉強するので更新されてたdjango-nonrelのドキュメントを和訳中です。
火曜あたりに完成したいところ

ツキの正体 @桜井章一


「最近ツいてないなぁ」なんて人に読んでほしい本です。
桜井さんは雀鬼の異名を持つすごい人ですが最近たくさん本を書いてますね。
これ以前にも何冊か読ませてもらいましたが、なんというかすごい人はすごいんだな、と納得させられてしまう人です。


『ツキ』というと漠然ですがこの本によれば、
・天運 なんの理由もなく降って湧いたようように訪れる運
・地運 場所につく運
・人運 それぞれの感性や行動で創りだしていく運

これらの運を読み取って活かしていくのが桜井さんの「ツく」ということのようです。
昔読んだ横山光輝三国志のマンガでも良く諸葛亮が「天の利、地の利、人の利」と言っていたのを思い出しました。


また、「サイコロを百回、千回、一万回と振っていくと最終的にどの目も6分の1の確率で出るようになる。にもかかわらず、1の目がそれ以上の確率で出ることがある、それがツキ」とも。
こういうことってみんな経験あるんじゃないですかね?
自分はゲームをよくやるのですが、例えば95%の確率で成功する行動をする場合10回に1回失敗するかどうかのはずですが、2〜3回連続で失敗したりします。
(一部ではこの現象を「稀によくある」なんて言ったりも。なんのゲームしてるかバレますねw)


さて、問題はいかにしてこれら『ツキ』というのを味方にしていくかという工夫や理論なわけですが、自分が一番印象に残ってるのは逆境をチャンスに変える心構えで
「ピンチのときには勇気を持ってふさわしい形で果敢に攻める。チャンスのときには守りへの誘惑を封じ込め流れをせき止めないように攻める。攻め続けろ」という言葉でした。
ツいてないときは自分にできることを精一杯にやって『勝負どころ』を待ち、優勢になったら冷静に動いて自滅しないよう気をつける。
麻雀打ちらしい前向きな言葉だと思います。


また桜井さんは「観察」を重視しているようでした。
とにかく観察。
先に出てきた天運、地運、人運をきっちりと観察して、まず今現在がどういう状態かを把握して適切な行動を取っていくということでしょうか?


桜井さんの観察力は凄まじく、この本の中にも
・卓に伏せられている麻雀牌が透けて見える
・海をみて「あのへんにウミガメがいる」とかわかる
・一目みて、家庭環境まで言い当ててしまう
・体の歪みをみて腰痛などを一発で治してしまう
などなど、ほんとかよwというようなことがたくさん出てきます。
観察力を養う訓練も書いてあって参考になります。


この本を読むと「ツいてない」自分と「ツいてる」桜井さんとの凄まじい差がみえてきて、ああやるべき事というのはまだまだ山ほどあるなぁという気持ちにさせられるのでした。

デフレは100年続く@斉藤一人 時代を読んで独り勝ち

どんなことでも、やるだけやるしかないのかな。
斉藤一人 時代を読んで独り勝ちより。


ここ10年ほど、世の中デフレだ不況だと言われてるわけですが、デフレ=不況ではなくデフレの原因は別にあるよ、ということらしい。
斉藤一人(ひとり)って方は資産などの収入を抜いた分の納税額で日本1という、日本最強の商人です。
そのひとりさんが商人の視点でデフレを見ると、この状況はあと100年は続くというのです。


今現在デフレになってるのは、
・戦争をやらなくなったため兵器を作っていた分の生産力が余った
新興国が台頭してきて生産力が増えた
つまり世界の生産力が過剰になって「モノ余り」になっているから。
需要と供給の市場原理でこうなっているわけですね。


日本が今後どんな政策をやろうが、戦争が起こせるわけでなく、中国やブラジルがなくなるわけもない。
ならばこのデフレは延々続くだろうということです。


この現実を踏まえた上で、ひとりさんは「不況なら不況なりに、デフレならデフレなりに知恵を絞って商売していくしかない」とおっしゃっていますが、本当にそのとおりだと思いますね。
今やるべき事を、やるだけやるしかないのですよ。


ここで自分もひとつ予言をば。
デフレと同様に失業率も100年下がらないと思いますね。
答えは米仏中にあり。

GAE+Django Django-nonrelで開発サーバー起動&アップロード

Django-nonrelのドキュメントの和訳が終わったので、実際に使ってみます。
自分のマシンはPuppy Linuxを使っている関係で以下のような構成になっています。
参考にする場合は各自の構成に読み替えてください
/mnt/sda2/workspace Eclipseワークスペース
/mnt/sda2/apps/google_appengine GAE/Python SDK


1.前準備
SDKは1.3.8を使います(最初1.3.7を使っていましたがエラーで動きませんでした)
SDKにパスを通しておきます。

export PATH=$PATH:/mnt/sda2/apps/google_appengine

またDjango-nonrelのサイトからファイルをダウンロードして展開しておきます。

django-nonrel
djangotoolbox
django-dbindexer
djangoappengine
django-testapp

自分は/mnt/sda2/apps/gae-djangoというフォルダを作ってそこにすべて置きました。


2.Eclipseでプロジェクトを作成する
Eclipse上で開発できるようにします。
ただ、Django-norelのマニュアルに「dev_appserver.pyを直接使わないでください」とあるので、PydevプラグインのGAEプロジェクト機能は使えません。
通常のPydevプロジェクトを作成することにします。

・新規>その他>Pydev プロジェクト

今回はdjango_testというプロジェクト名で作成します。


3.Django-nonrelのファイルをプロジェクトフォルダにコピーする
Django-nonrelのファイルをコピーまたはシンボリックリンクを作成します。
自分は以下のようなスクリプトを作成して行いました。
/mnt/sda2/apps/gae-django/setup.sh

#!/bin/sh
DJANGO_GAE=/mnt/sda2/apps/gae-django
ln -s ${DJANGO_GAE}/django-nonrel/django django
ln -s ${DJANGO_GAE}/djangotoolbox/djangotoolbox djangotoolbox
ln -s ${DJANGO_GAE}/django-dbindexer/dbindexer dbindexer
ln -s ${DJANGO_GAE}/djangoappengine djangoappengine

cp -rf ${DJANGO_GAE}/django-testapp/* .


プロジェクトフォルダで実行

cd /mnt/sda2/workspace/django_test/src
/mnt/sda2/apps/gae-django/setup.sh


4.開発サーバーの実行
PydevのGAE機能が使えれば簡単に実行できますが、残念ながら自分で実行設定を作る必要があります。
・左側のプロジェクトビューアでsrcフォルダを右クリック
 実行>実行の構成
Python Runをダブルクリック
・メイン>プロジェクト名  プロジェクトを指定します。ここではdjango_test
・メイン>メイン・モジュール  参照ボタンから、/src/manage.pyを選択
・引数>プログラムの引数  runserverと入力します
・引数>作業ディレクトリ  ワークスペースボタンから、/django_test/srcを選択
・環境>設定する環境変数  新規ボタンから、PATH=$PATH:/mnt/sda2/apps/google_appengineを追加
・共通>お気に入りのメニューに追加  実行とデバッグをチェックします



これで画面上の実行アイコンから追加した構成を選べば開発サーバーが起動するはずです。

*起動しない場合
自分の場合、Incorrent timezone settingとか出てエラーになりました。
linux版の場合タイムゾーンの設定で/usr/share/zoneinfoフォルダを見ていて、ここにない設定だとエラーになるようです。
settings.pyに
TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
を追加したところ動作しました。


5.アップロード
これもPydevの機能が使えないのでコマンドラインから。
事前にhttps://appengine.google.com/にアクセスしてアプリケーションを作成し、取得したIDをapp.yamlに反映させておきます。
コマンドラインから、

cd /mnt/sda2/workspace/django_test/src
./manage.py deploy


Eclipseを使おうとすると少し面倒な設定が必要ですが、まあ慣れれば問題ないレベルでしょうか。